2018年度よりアルマーニの制服を導入すると発表して一躍話題になった東京、銀座にある泰明小学校。
「制服でアルマーニ!?」と私も衝撃を受けましたが、同時に気になったのが泰明小学校の学費や生徒数です!
アルマーニといえばセレブ御用達の超高級ブランドなので、泰明小学校は”金持ちが行く学校”ってイメージなのですが、私立ではなくて公立なんですよね。
公立ってことは学費も思っているほど高くないかもしれません(^^)/
今回、泰明小学校の学費や通っている子は本当に金持ちばかりなのか調べてみました♪
泰明小学校の学費っていくらなの?
まずは泰明小学校のデータから…
- 学校名:中央区立 泰明小学校(たいめいしょうがっこう)
- 国公私立分類:公立
- 設立年月日:1878年(明治11年)
- 所在地:東京都中央区銀座5丁目1番13号
- 生徒数:2018年時点で約350人
明治から続いているなんて…由緒正しき公立小学校なんですね(^-^;
泰明小学校は1923年(大正12年)に起きた関東大震災で木造だった校舎が全焼して、1929年(昭和4年)に鉄筋コンクリートで立て直したようです。
生徒数は約350人とのことですが、同じく東京の区立小学校と比べても少ない人数ではありません。
”銀座に建ってる”ってこと以外、生徒数や小学校の歴史を見る限り、特別金持ちが行く学校ってわけでもなさそうですが…
実は泰明小学校の学費、というか公立小学校は基本的に授業料と教科書代は無料です!
そのため学費としてかかるのは、
- 制服代
- 給食費
- PTA会費
- 遠足や旅行の積み立て
といった費用だけです。
アルマーニの制服代を考慮しなければ、年間10~20万円ほどで通学できるのではないでしょうか?
泰明小学校は金持ちが行く学校?
結論から言えば、泰明小学校は金持ちが行く学校ではないですが、
- 学校が経っている地域
- 特認校である
- 入学条件を設定している
といった理由から、結果的に”金持ちが多い小学校”になっています。
それぞれの理由をより詳しくみていくと…
学校が建っている地域
みなさんご存知の通り、銀座は高級住宅やマンションが立ち並ぶ街です。
そのため泰明小学校の校区内に住んでいる人は、必然的にお金持ちが多くなります。
特認校である
通常、小学校は校区によって通う学校が決められます。
しかし特認校に認定されると、校区外に住んでいる人でも通学が可能となります。
ちなみに特認校は質の高い少人数教育が実現できるのが魅力で、一種のブランド的な意味でも人気を集めています。
泰明小学校は銀座の特認校なので教育に適した立地と質の高い教育を求め、校区外からお金持ちの子供が集まりやすいんです。
入学条件を設定している
泰明小学校は、以下の入学条件を承諾する家庭しか入学を許可していません。
- 学校説明会へ参加する
- 児童とその保護者が修学を希望する特認校の教育方針に賛同する
- 児童の自力通学、自転車通学は禁止、公共交通機関での通学も保護者責任で安全を確保して通学できる
- 特認校を卒業するまで必ず通学を続ける
特に難しい条件ではなさそうですが、3番は”生徒の親が責任を持って送り迎えしてください”ってことでしょうか?
そうだとすると安全・安全ではあるものの、やっぱりお金持ちが行く学校のイメージが強くなります。
泰明小学校は、みんながみんな裕福な家庭とは限らないのに、一式9万円もするアルマーニの制服を導入したから炎上してるんですね(^-^;
校長は”銀座の小学校に相応しい服装”なんて言ってますが、独断で高級ブランドの制服を導入されると、保護者からするとたまったもんじゃないです!