昭和44年~現代まで形を変えず、ずっと放送が続いている国民的アニメ「サザエさん」。
最強の長寿番組でもあるサザエさんを知らない日本人はいないと思いますが、サザエさんのスポンサーといえば”東芝”ですよね!
しかし東芝は業績悪化のため、遂にサザエさんのスポンサーを降りると発表、先日新スポンサーが3社決まりました。
サザエさんは視聴率が年々低下していますが、それでも現在放送されているアニメの中では最も視聴率が高いので、スポンサー料はかなり高額です!
東芝がスポンサーを独占していた時代、そして3月以降スポンサーを努める西松屋チェーン、Amazon、大和ハウス工業の新スポンサー料は一体いくらなのでしょうか?
サザエさんの視聴率が低下した原因は?
サザエさん全盛期(~平成20年まで)は年間平均視聴率20%越えは当たり前、最高で昭和54年に39.4%という紅白に近い数値を記録しています。
アニメでこの数値は異常で、ドラコンボールZですら最高視聴率が27.5%なので、10%以上の差をつけトップに君臨するサザエさんは視聴率お化けですねw
ただインターネットの普及が進みテレビ離れが加速している今日この頃、視聴率の平均は10%台まで下がり、1桁を記録する日も多くなりました。
ここ数年を観ても、
- 2014年16.8%
- 2015年14.7%
- 2016年10.1%
といったように、どんどん下がっています。
サザエさんの視聴率低下はネット社会の到来も原因の一つだと思いますが、家族やご近所付き合いのあり方が昔と大きく変わっていることも関係してそうです。

少子化や核家族化、そして近所付き合いも昔に比べて希薄になりつつある現代。
サザエさんの和気あいあいとしたストーリーは、今の世代に共感できる内容ではなくなってきたのでしょうm(_ _)m
新スポンサーの料金はいくら?
サザエさんのスポンサー料ですが、東芝時代は多少変動するものの月5000~7000万、年で換算すると6~8億にもなっていたようです。
サザエさんの場合は視聴率が良いだけでなく、視聴している層も把握しやすいため他番組に比べてもスポンサー料は高額になっていたはずです。
ただ東芝が1社独占でスポンサーを務めていた頃は、料金を割引してもらっていた可能性が高いです。
テレビ局からすると、独占契約してもらえると他の企業に営業する手間が省けるため非常にありがたいです。
そのため料金の優遇以外に、「エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りします!」みたいな特殊な広告の配信もしてくれたりするわけです(^^)/

東芝がサザエさん撤退後、2018年の3月以降はスポンサーが
- Amazon(ネット通販会社)
- 西松屋チェーン(ベビー用品専門店)
- 大和ハウス工業(不動産会社)
の3社になるので、各会社のスポンサー料は現在よりは安くなるかもしれません。
ただ独占契約ではない分、東芝のスポンサー料を3等分するような形にはならず、東芝の時より割高になる可能性が高いでしょうね。
サザエさんで東芝のCMが観れなくなるのは非常に寂しいですが、これも時代の流れと思って諦めるしかなさそうです。
新スポンサーになっても、これからもサザエさんには国民的アニメのトップを走り続けてほしいですね!